CAFC判決

CAFC判決

1999年よりMilbank, Tweed, Hadley & McCloyやVenable | Fitzpatrickと知的財産関連の判例を勉強すると共に、アメリカのCAFC(米国連邦控訴裁判所)の判決をご紹介しています。

Ventana Medical Systems, Inc. 対 BioGenex Laboratories, Inc.事件

Nos. 2006-1074, 2006 WL 3821175,2007,3,29-Dec-06

本件では、特許明細書の記載が請求項の解釈に与える影響について争われました。これについて、CAFCは、特許明細書が請求項の用語の解釈に使用される場合もあるが、請求項の用語の「通常かつ慣用的な」意味が依然として支配的であるということを示しました…

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Abraxis Bioscience, Inc. (formerly known as AstraZeneca Pharmaceuticals LP and A...

No. 467 F.3d 1370,2007,2,Fed. Cir. 2006

本件は、置換可能性の認識があったか否かに応じて均等侵害を認めるか否かが争われた事件です。特に、本発明は「派生物」も均等物に該当しうることを認めた点が注目されます。また、文言侵害は破棄されながらも、均等侵害が認定された点も注目されます。

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