CAFC判決

CAFC判決

1999年よりMilbank, Tweed, Hadley & McCloyやBuchanan Ingersoll & Rooney PCと知的財産関連の判例を勉強すると共に、アメリカのCAFC(米国連邦控訴裁判所)の判決をご紹介しています。

Sunless, Inc. 対Palm Beach Tan, Inc.事件

6th Circuit, No. 21-3616 (May 6, 2022)

原告は日焼け用ブースとスプレイ液の二つの商品を個別のマークを付けて販売し、この組み合わせで得られる体験にも名前(マーク)を付けていたが、被告はマーク付きの原告ブースを改良して別のスプレイ液と組み合わせて使用していた。この事例において、控訴審は、誤認混同は証拠により立証されていないとして、商標法に基づく差止を認めなかった。

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Roche Diagnostics Corp. & BioVeris Corp. 対 Meso Scale Diagnostics, LLC事件

CAFC, No. 21-1609 (April 8, 2022)

同一特許のライセンシーが原告と被告に別れて争った事件。企業買収に伴い権利関係が複雑に入り組んでいる。ライセンス契約の文言ドラフトの重要性を示す好例であると共に企業買収や特許権の移転によっても既存契約関係は影響されないことが確認された事例と言える。

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ZF AUTOMOTIVE US, INC., ET AL. 対 LUXSHARE, LTD. 事件、ALIXPARTNERS, LLP, ET AL. 対 T...

Supreme Court No. 21-401 (June 13, 2022)

米国における訴訟費用が高額になる一因に、ディスカバリーに要する費用が高額であることが挙げられる。この判決は、米国外の仲裁機関での仲裁手続については、政府レベルの権限が付与されていない限り、合衆国法典第28編第1782条に基づくディスカバリー請求は認められない(したがって、ディスカバリー費用の負担が生じる恐れがない)ことを明らかにした点に意義がある。この判例は特許事件にも適用される。

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