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序言

アメリカの判決は活きた法律であり、判決が特許のプラクティスをドライブし、特許戦略に大きな影響を与えます。このような大きな影響を持つ大部分の判決は、連邦控訴裁判所 (CAFC) が下します。

アメリカの連邦地方裁判所での特許に絡む事件、米国特許・商標庁とアメリカ国際貿易委員会からの事件の唯一の控訴裁判所である CAFC は、米国の企業のみならず、米国で活動する日本の多くの企業にも大きな影響を与えている注目判決をこれまでに下して来ました。

判決は競争上のツールとして強力な機能を発揮する特許を時に強化し、時には弱める方向に働き、企業にとって最も効果的に使える特許の活用・リスク評価、そして取得方法に大きなインパクトを与えます。このため、グローバルなビジネスを展開する企業にとって、事業戦略、知財戦略を立てる上で米国の判例の動向から目を離せません。

以前は稀であった最高裁判所による CAFC からの上告事件の受理を最近では相当な頻度で受理し、最高裁がCAFC判決を修正又は覆す例が目立つようになりました。これは、最高裁が頻繁にCAFC判決を見直すほど知財に絡む事件が産業、経済に影響を与えるようになったこと、従来とは異なる形で活用する NPE の活動が活発なため、従来の判決を維持することに疑問が出てきたことが原因と思われます。何れにせよ、技術の発展、産業の変化、特許の活用方法の変化に対応して訴訟の主題と戦略も変わり、判決も変化し、進歩しています。

従って、判決の動向を素早く正しく把握して知財戦略・訴訟戦略を立てること、案件の予測性を高めることは、企業の知財部のマネージメント、弁護士、弁理士に必要なことと思われます。特に、AIA〔新法〕が2013年1月に施行され、この新法の下で判決が出始めた現在は、旧法下の判決が現在でも有効かどうか注視する重要な過渡期です。

そこで、訴訟実績・管理・戦略の十分な経験と、評判のある特許の出願実績を誇る FITZPATRICK, CELLA, HARPER & SCINTOと、大塚国際特許事務所が協力して、日本の知財高裁に相当する連邦控訴裁判所(CAFC)が下す注目判決を中心に、米国での知財、特に特許に関する判決の動向を皆様にお伝えします。投稿した判決に関連して疑問をお持ちの方はどうぞご質問ください。

この判決紹介を介して、共に勉強し、理解を深めましょう。

FITZPATRICK, CELLA, HARPER & SCINTO
Michael P. Sandonato, Partner

大塚国際特許事務所
大塚康徳、パートナー

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